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コロナで厳しい飲食店 市民が「前払い」で支援 商工会など応援券販売

2020年5月20日 09:42

 沖縄県うるま市の商工会や観光物産協会、建設業連合会などによる「うるま市元気復活プロジェクト」が19日までにスタートした。新型コロナウイルス対策で売り上げが低迷する市内の飲食店を「支援・応援券」でサポートする取り組みで、同プロジェクト実行委員会は400~500店の参加を目指す。県商工会連合会は「県内で同様の取り組みは聞いたことがない。地域が独自に活性化に取り組むのは心強い」と話す。

「コロナに負けないように飲食店を支援しよう」と意気込む、うるま市元気復活プロジェクト実行委員会の新垣壮大委員長(左から2人目)ら=19日、うるま市生涯学習・文化振興センターゆらてく

「コロナに負けないように飲食店を支援しよう」と意気込む、うるま市元気復活プロジェクト実行委員会の新垣壮大委員長(左から2人目)ら=19日、うるま市生涯学習・文化振興センターゆらてく

 プロジェクトは、実行委員会が発行する「支援・応援券」を市民や事業者らに販売し、売り上げを参加する飲食店に支援金として配分する。券は飲食店で金券として使用できる。市内では現在、休業している飲食店も多く、来年8月31日まで使用できる。

 参加飲食店は商工会のホームページに掲載する予定だ。

 券の額面は千円で、1万円分から購入可能。券によって使用できる飲食店は指定され、購入者が飲食店を選ぶことはできない。

 実行委の石川裕憲副委員長は「家賃や人件費で急ぎ現金が必要な飲食店を『前払い』で応援する」とし、「どの飲食店の券を手にするかは買うまで分からないので、新たな出会いにもつながると思う」と期待した。

 運営にかかる経費は市が負担することになっており、券の売り上げは全て飲食店支援に使われるという。

 県は飲食店などへの自粛要請を21日に全面的に解除する予定だが、新垣壮大実行委員長は「通常営業を再開してもしばらくは人が集まる場所は敬遠されると見られ、売り上げがすぐに回復する可能性は低く、急ぎの支援を必要としている飲食店は多い」という。

 市石川で「やぎとそば太陽」を経営する仲西洋陽さんは「今は縮小営業で、かなり売り上げが落ちているのでこのような支援は大変ありがたい。うるま市に店を構えていてよかった」と感謝した。

 「支援・応援券」は今年8月31日まで販売。当面は市生涯学習・文化振興センターゆらてくで購入を受け付ける。問い合わせは実行委、電話080(6481)3900。

(写図説明)「コロナに負けないように飲食店を支援しよう」と意気込む、うるま市元気復活プロジェクト実行委員会の新垣壮大委員長(左から2人目)ら=19日、うるま市生涯学習・文化振興センターゆらてく

(写図説明)うるま市元気復活プロジェクトの仕組み

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