沖縄の米軍のオスプレイやヘリが今月、複数日にわたり、日米の騒音防止協定で飛行が制限されている午後10時をすぎて、沖縄県東村高江で低空飛行やヘリパッドの離着陸をする様子が19日までに住民らに確認された。

飛行が制限されている午後10時を過ぎても集落上空などを飛ぶオスプレイ=12日、東村高江(宮城秋乃さん提供)

 チョウ類研究者の宮城秋乃さんによると、12日はオスプレイ2機が午後11時前まで約3時間、高江のN4ヘリパッド周辺の集落や森の上を低空で旋回した。

 13日も午後8時前から同10時40分までオスプレイ1機がN4で離着陸を繰り返した。18日には機種は不明だが、ヘリ1機が午後10時すぎに飛来してN4に着陸。同10時20分ごろ離陸して去ったという。

 13日の日中には国頭村安波のN1ヘリパッドで、砂ぼこりを上げて着陸するオスプレイも確認された。宮城さんは「砂ぼこりで視界が悪くならないか。高江や安波でこのような訓練を繰り返し、事故につながらないか心配だ」と話した。

 騒音防止協定では午後10時から翌朝6時の飛行が制限されるが「運用上必要」とする米軍の論理が優先され、形骸化が指摘されている。