家族5人が暮らす民家を激しい炎が包んだ。20日午前、奈良県五條市の静かな住宅街で起きた火災。現場からは幼い子どもを含む一家とみられる遺体が見つかった。周辺は一時騒然となり、新型コロナウイルス流行の影響で今も外出自粛を続ける近くの住民たちも言葉を失った。住人の子どもと遊んだことがある近くの中学2年の男子生徒(13)は、心配そうに現場を見つめ座り込んだ。

 奈良県五條市の住宅火災現場から上がる煙=20日(近隣住民提供)

 午前10時すぎ、消防車のサイレンが響いた。近くの50代男性は「2階部分から白っぽい煙が出て、しばらくすると、炎が勢いよく上がっていた」と驚いていた。20代の女子大学生は「怖かった」と声を震わせた。(共同通信)