沖縄県本部町崎本部の海岸で20日夜、自然写真家・黒部裕美さん(44)=那覇市=が神秘的なサンゴの産卵を撮影した。エリアは通称「ゴリラチョップ」という岩に近い水深2~3メートルの浅瀬。黒部さんによると同海岸で産卵は19日から始まり、今季初確認という。

本部町崎本部の浅瀬で産卵するサンゴ=20日午後10時44分(黒部裕美さん撮影)

 サンゴはミドリイシの一種で産卵は午後10時半ごろから同50分の間まで続いた。沖縄の海で撮影して10年になるという黒部さんは「以前は岩場になっていた場所でサンゴが回復して感慨深い。自然の神秘的な光景に心打たれた」と話した。