「散楽」と総称されたあらゆる雑芸が奈良時代に大陸から伝来し、大衆芸能の原形になったとされている。だが歴史に記録されるのは人の営みのほんの一部だ。ルポライターの八木沢高明さんは近著「花電車芸人」で、女性器を使ったさまざまな芸とルーツ、生身の体で芸をよすがに生きる人々を追った。