県漁業協同組合連合会の上原亀一会長と県漁業協同組合長会の池田博会長らは21日、県庁に長嶺豊農林水産部長を訪ね、中国公船による漁船追尾の再発防止と操縦の安全確保を求める要請書を手渡した。

長嶺豊農林水産部長(右)に要請書を手渡す県漁業協同組合連合会上原亀一会長(中央)と県漁業協同組合長会池田博会長=21日、県庁

 要請書では(1)中国公船による漁船への追尾・威嚇行為の再発防止の徹底(2)日本の領域内における漁船の安全・安心な操縦の確保に向けた体制強化-を求めた。

 上原会長は「中国公船による追尾や威嚇行為は地域漁業者に脅威を与え、水産業界団体は強い憤りを感じている。再発防止の徹底を国に強く申し入れたい」と訴えた。池田会長は「漁業者は中国公船とのトラブルを恐れている。彼らが安心して操縦できる体制強化が必要だ」と説明した。

 長嶺部長は要請に対し、「県としても中国公船の件に関して断じてあってはならないこととして重く受け止めている。漁業者と連携して対応していきたい」と述べた。