毎年5月になると読谷村内の漁港に回遊してくるカーエーを狙って竿(さお)を出す棚原智さん。昨年は20匹の釣果、産卵前の荒食い時季は潮に関係なくヒット率が格段に高いそうだ。

読谷村の漁港で46センチ2・46キロのカーエーを釣った棚原智さん=14日

泡瀬海岸で70・5センチ3・97キロのタマンを釣ったチームOPCの島袋智嗣さん(中央)=16日

石川海岸で43センチ2・05キロのカーエーを釣った吉田浩二さん=11日

西崎海岸で40.5センチ1.58キロのカーエーを釣った森江真吾さん=3日

那覇海岸で41・2センチ1・39キロのカーエーを釣った運天雄二さん=17日

泡瀬漁港で52センチ1・98キロと50センチ1・96キロのガクガクを釣った大城盛助さん(右)=15日

恩納村海岸で37.3センチ1.12キロのカーエーを釣った東江唯斗さん=16日

那覇沖で3・83キロのシルイチャーを釣った小橋川卓弥さん=16日

読谷村の漁港で46センチ2・46キロのカーエーを釣った棚原智さん=14日 泡瀬海岸で70・5センチ3・97キロのタマンを釣ったチームOPCの島袋智嗣さん(中央)=16日 石川海岸で43センチ2・05キロのカーエーを釣った吉田浩二さん=11日 西崎海岸で40.5センチ1.58キロのカーエーを釣った森江真吾さん=3日 那覇海岸で41・2センチ1・39キロのカーエーを釣った運天雄二さん=17日 泡瀬漁港で52センチ1・98キロと50センチ1・96キロのガクガクを釣った大城盛助さん(右)=15日 恩納村海岸で37.3センチ1.12キロのカーエーを釣った東江唯斗さん=16日 那覇沖で3・83キロのシルイチャーを釣った小橋川卓弥さん=16日

 狙うのは夜間、仕事を終えた午後7時すぎから水深4メートル前後の港内に釣り座を構える。ハリス7号、プロ真鯛10号の太軸針を使用。2号の棒ウキを適正負荷で漂わせ、針から10センチの位置にガン玉を打つ。変化する潮位に合わせて、棚は常に海底から5センチをキープ。回遊してきた本命が、少し顎を海面向けた「食い上げ」と呼ばれる状態で捕食させることが最も重要だという。

 13日は午後8時に35センチをヒットさせ、その後、1時間ごとに35センチ、40センチを釣り上げた。翌午前1時に46センチ2・46キロをゲット。東風でベタ凪(なぎ)の海面に漂うウキは、4度目のヒット時に10センチも食い上げを目視できた。「これだけ変化が出れば、誰でもヒットに気づくはず」とアドバイスした。おなかの中には藻を蓄え、これでもかとマキエサ内の配合麦を飲み込んでいたそうだ。

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 普段はヘチ釣り専用モデル、リョービ竹心竿で岸壁沿いを攻めるチームOPCの島袋智嗣さん。泡瀬漁港周辺ではミナミクロダイ、チンシラー、カースビー、アーラミーバイの良型がヒットするそうだ。

 外海が荒れると、海岸一帯の潮流の穏やかな深い場所に魚が集まる傾向があると話す。職場の同僚から14日に打ち込み釣りで66・5センチのタマンが釣れたと報告を受けて、翌15日の午後11時に水深6メートルある場所を訪れた。持参したのは、強度の高いジギング用ロッド。18号ハリス、チヌ針10号に5センチの大きめのカニを掛けて岸壁から15センチ離した位置の真下に落とした。

 日付が変わった土曜日の午前0時すぎ、誘いをかけるため落としたカニが海底近くで動きが止まった。コツンという感触を感じてテンションをかけるも魚は乗らず。

 餌がかみ砕かれたのを確認したので、今度は早めの仕掛けを試みると、同20分に66・3センチ3・7キロ、同30分に70・5センチ3・97キロのタマンを取り込み。4投目は惜しくも針掛かりしなかったそうだ。(名嘉山博 釣りPower)