製紙大手4社の2020年3月期連結決算が25日、出そろった。製品の値上げが寄与して王子ホールディングス(HD)など3社の純損益が増益となったほか、日本製紙も黒字に転換した。新型コロナウイルスの感染拡大に絡んだトイレットペーパーの買い占めなども業績にはプラスだった。

 首位の王子HDは、純利益が前期比11・9%増の581億円。食品や通信販売向けの段ボールが伸びた。

 レンゴーは61・9%増の277億円。主力の段ボールが堅調だった。大王製紙は約4・1倍の191億円と大きく伸び、過去最高となった。前期352億円の赤字だった日本製紙は、142億円の黒字に転換した。(共同通信)