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キク、出荷予定の半分158万本を廃棄 今帰仁の農家ら悲痛な訴え

2020年5月28日 05:30

 県農業協同組合今帰仁支店花き部会、県花卉(かき)園芸農業協同組合今帰仁支部、農業生産法人今帰仁花卉園芸組合の代表者らは21日、村役場を訪れ、新型コロナウイルスの影響で営農状況が厳しくなっている農業経営者への支援を求める要請書を喜屋武治樹村長に手渡した。要請文では単価安になった販売量分の補助や、廃棄処分した分量の平均価格での補填(ほてん)を求めた。

廃棄処分された今帰仁村内のキク(名渡山兼太郎理事提供)

 村内では花卉農家が80~100戸あり、主にキクを生産している。コロナの影響で航空機減便による出荷制限やイベント縮小による需要低下で出荷量が激減。県協同組合によると4月に村内農家が出荷予定だった305万本のうち半数以上の158万5千本が廃棄された。村内で生産の多い小菊の単価は例年30円前後だが、コロナの影響で半分近くに下がっている。 

 県農業協同組合今帰仁支店花き部会の與那嶺勝部会長は「今後も継続して農業を営むため、村としての支援をぜひお願いしたい」要望。喜屋武村長は「今帰仁はキクの拠点産地として認定されている。村としても可能な限り支援を考えていきたい」と話した。

 
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