地域住民を不安に陥れた強盗殺人事件は、発生した25日中には捜査線上に土木作業員の男(49)が浮上していた。県警特別捜査本部は26日夜の記者会見で、店舗周辺の防犯カメラの映像解析や鑑識・科学捜査など、「複合的捜査の積み重ね」によって特定の人物を絞り込んだと説明した。

強盗殺人があった喫茶店裏口の鑑識作業をする県警=25日午前10時58分、那覇市具志

記者会見で容疑者逮捕について発表する県警の崎原永克刑事部長(中央)=26日午後9時16分、豊見城署

強盗殺人があった喫茶店裏口の鑑識作業をする県警=25日午前10時58分、那覇市具志 記者会見で容疑者逮捕について発表する県警の崎原永克刑事部長(中央)=26日午後9時16分、豊見城署

 捜査関係者によると、現場に残された指紋が県警管理のデータベースの一つと一致。逮捕の決め手の一つとなったとみられる。

 容疑者本人しか知り得ない凶器の発見場所という「秘密の暴露」について捜査本部は明かさず、「われわれ(県警)の射程にある」とだけ答えた。

 犯行までの経過や金を要求した動機や、なぜ出頭したのかなどに関し質問が相次いだが、県警捜査1課の玉那覇潤課長は「まだ逮捕したばかりで、今後の捜査で明らかにしていく」と述べるにとどめた。