県内各地で野鳥が繁殖期を迎え、活発に動き回っている。糸満市の海岸では27日、ふ化から約1日たったシロチドリのひな3羽が、砂浜を走り回ったり、母鳥の羽の下へ潜り込んだりする姿が見られた。

ふ化から約1日たったシロチドリのひな。小雨の中、母鳥の羽の下へ潜り込む=27日午後、糸満市内の海岸(金城健太撮影)

 方言で「チジュヤー」と呼ばれるシロチドリは、海岸線の開発などで営巣環境が悪化しており、県レッドリストの絶滅危惧2類に指定されている。県鳥獣保護管理員の嵩原建二さん(64)は「この時季には、車で砂浜に入らないようにしてほしい。散歩するときも卵やひなに十分注意を」と呼び掛けている。