批評家の東浩紀さんが運営に携わる東京のイベントスペース「ゲンロンカフェ」では、多くの言論人が白熱した議論を交わし、多様な人が熱心に耳を傾けてきた。その集大成とも言える対談集「新対話篇」が刊行された。プラトンの向こうを張った書名に、哲学の本質は一人一人との語らいにあるとの実感を込めた。