JAおきなわ八重山地区本部(石垣信治本部長)は29日、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が落ち込んでいる石垣牛の消費や生産活動への支援を呼び掛けるクラウドファンディングを始めた。インターネット上の専用サイトで支援金を支払うと、金額に応じて枝肉の返礼品を贈る仕組み。全国から幅広い支援を募り、出荷を促す考えだ。

石垣牛支援事業への協力を呼び掛ける中山義隆市長(右から2人目)ら=29日、石垣市美崎町のホテルミヤヒラ

 同日、石垣市内のホテルで記者発表した石垣本部長は「農家が愛情と丹精を込めてつくった牛肉。来島したくてもこれない全国の石垣ファンへ協力をお願いしたい」と訴えた。中山義隆市長も「多くの人に力を貸していただき、農家と枝肉卸業者の経済活動を支えてほしい」と話した。

 支援金は1万2千円、1万7千円、2万2千円の3種で、返礼はそれぞれ1キロ、1・5キロ、1・7キロの枝肉詰め合わせ。通常時の7割の価格に相当するという。生産農家の比嘉豊肥育部会長は「現在約200頭が出荷できずにいる。応援してほしい」と述べた。