津市の国道で2018年12月、猛スピードで乗用車を運転してタクシーに突っ込み4人を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪に問われた元ソフトウエア会社社長末広雅洋被告(57)は2日、津地裁(柴田誠裁判長)で開かれた裁判員裁判初公判で、事故を起こした事実は認めたが「制御困難な速度を出していることは分かっていなかった」と述べた。弁護側も同罪は成立しないとの認識を示した。

 末広雅洋被告が運転して事故を起こした乗用車=2018年12月

 起訴状などによると、津市の国道で18年12月29日、時速約146キロで高級外車を運転。タクシーにぶつかり、運転手と乗客3人を死亡させ、1人に重傷を負わせたとしている。(共同通信)