沖縄タイムス+プラス ニュース

基地内のコロナ、把握できると沖縄防衛局長 現在は感染者なし

2020年6月3日 08:28

 米国防総省が基地別の新型コロナウイルス感染者数などを非公表とする方針について、沖縄防衛局の田中利則局長は1日、「(米軍と)日本側の保健当局との間で必要な情報は共有されており、当然、私ども(防衛局側)にも情報をいただく」と述べ、県内の米軍基地で感染者が出た場合は把握できるとの認識を示した。その上で現在、県内の米軍基地で感染者はいないとした。

沖縄防衛局の田中利則局長(右)に要請書を手渡すオール沖縄会議の高里鈴代共同代表=1日、沖縄防衛局

 名護市辺野古の新基地建設に反対するオール沖縄会議と、県選出野党国会議員でつくる「うりずんの会」の要請で明らかにした。

 田中局長は米軍基地で感染者が発生した場合、濃厚接触者を追跡する必要性などに触れ「感染者の発生を秘匿するメリットは全くない。きちんと共有されていると思っている」とした。

 同会議の大城紀夫共同代表らは「なぜ国防省が秘密にするという話を防衛局が知るのか」と疑問視した。

 要請では、新型コロナの影響で中断している新基地建設工事を再開せず、国民の命と暮らしを守る予算に使うよう求めた。田中局長は工事を続けるとの従来の見解を示した上で、現時点で再開時期は決まっていないとした。

 
前の記事へ 次の記事へ
沖縄関連、今話題です(外部サイト)
JavaScriptをOnにしてください
きょうのお天気
沖縄タイムスのイチオシ