標高が高いため、名護市久志では「天空の里」と呼ばれている天仁屋区(比嘉政昭区長)で、高さ約150センチの鮮やかな黄色のヒマワリの花が満開になっている。同区でカボチャとサトウキビを栽培している具志堅興英さん(60)が、カボチャの受粉に協力したミツバチへのお礼として種をまいた。約600坪のヒマワリ畑で5月31日、ミツバチたちが忙しそうに蜜を集めていた。

辺り一面を黄色に染めているヒマワリ畑=5月31日、名護市天仁屋

 具志堅さんによると、養蜂業者の知人が、カボチャの受粉のためにミツバチの箱を設置してくれた。「ミツバチのおかげで順調にカボチャが収穫できた」として、今年4月、今度は具志堅さんが、ミツバチのためにヒマワリを植える事にしたという。

 ヒマワリ畑は天仁屋区公民館の周辺に広がるが、時折、区外から訪れる人たちもいる。

 北中城村から祖父の押川正三さん(69)とヒマワリ畑を訪れた宮崎海さん(北中城小4年)と弟の月海るかちゃん(4)の2人は「すごい花がいっぱいだ。ミツバチも多い。ぼくたちより大きいな。じーじー(祖父)と来て良かった」と楽しそうに観察していた。

 比嘉区長は「一段上の道からはヒマワリ畑と太平洋が望める絶景なスポットがある。あと2週間ほどで見頃は終わるのではないか」と話した。(玉城学通信員)