その生ハムは噛むほどに、フルーティーな甘みとコクが口の中に広がる。一方、その割にはあっさりしていて、しつこくなく上品な味わいを楽しめる。沖縄県沖縄市のショッピングセンター、プラザハウスにあるデリカテッセンヌチブタ が、加工製造するイノブタの生ハムだ。

こだわりの総菜が並ぶデリカテッセンぬちぶた

 同社はグループで、イノシシと豚を掛け合わせたイノブタの飼育から加工、販売までを一貫して展開している。国頭村奥の農場では、3300平方㍍の敷地に100頭のイノブタを放牧。ストレスなく育てることで、柔らかく、臭みの少ない肉質になるという。薬品は使用せず、独自開発した飼料で高い品質を目指している。

 2019年11月にプラザハウスのロージャーズフードコートのオープンに合わせて浦添市から移転。加工肉や総菜を製造・販売に特化した。厨房ではフレンチレストランなどで腕をふるったシェフ3人が総菜作りや、新商品開発に取り組んでいる。

 自家製の生ハムは1年かけて熟成。素材のおいしさを生かすため、味つけは抑えめだ。ソーセージはプレーン、チーズ、からし菜、ガーリック、ハーブの5種類。必要最小限の味つけで、肉本来のうまみを堪能できる。

 カウンターにはハンバーグやボンレスハム、ロースハム、ベーコンも並び、来店客の目を楽しませる。どれも化学調味料は使わず、添加物は最低限に抑えた。

 総菜は自家製ベーコン入りキッシュや、自家製ハムを使ったサンドイッチなど20種類をそろえる。豚肉を網脂で包み、ワインで煮込んだクレピネットは柔らかい食感と肉のうまみを味わえると評判という。

 イノブタのだしが効いている自家製カレーも人気だ。生ハムや豚カツなどを盛り合わせたオードブルは、誕生会などのホームパーティーの注文が入る。

 女性客が多く訪れるが、総菜目当ての男性会社員も増えてきた。週末は、ワインのお供にと生ハムなど数種類を買い込むカップルも多いという。

 おしゃれな総菜屋さんのデリカテッセン ヌチブタ 店員の???さんは「天然の素材で、おいしくて身体に良いものを食べてほしい」と多くの来店を呼びかけた。

 デリカテッセンヌチブタはスマートフォンで注文して、待たずに受け取れるDikitoon.com(ディキトーン・コム)を導入している。注文はhttps://nuchibuta.dikitoon.com/