「形の無いものを、どう味わうか」。フードアーティスト諏訪綾子さんは、食べ物を媒介として、感情や記憶などを堪能する作品を追求してきた。 原点は能登半島の西岸に位置する故郷にあった。海と山に囲まれて育ち「真っ青でエイリアンにしか見えない物体(たぶんクラゲ)」が砂浜一面を埋めていたこともあった。