オリオンビール(沖縄県豊見城市、早瀬京鋳社長)は9日、「オリオンドラフト」をリニューアルした新商品「オリオン ザ・ドラフト」(アルコール度数5%)を発売する。これまでは海外産の大麦を使用していたが、県産素材にこだわり、新たに伊江島産を採用した。全国の量販店やコンビニで販売する。製造過程で発生するビールかすを大麦の肥料に使用する事で、環境に配慮した循環型社会への貢献を目指す。

オリオンドラフトのリニューアル商品「オリオン ザ・ドラフト」(オリオンビール提供)

 従来のドラフトに比べて1・2倍の熟成期間を取ることで、雑味のないうまみと、澄んだ味わいを実現したのが特徴という。

 店頭想定価格は350ミリリットル缶が税抜き207円、500ミリリットル缶は同270円。リニューアルは5年ぶりで、商品名の変更は60年ぶり。早瀬社長は「本当の意味の沖縄クラフトを作りたいとの思いから、伊江島の大麦を使ったビールを開発した。多くの人に味わってほしい」と述べた。

 オリオンドラフトの2019年度の売り上げは、81億7300万円。同社は、19年度以上の売り上げを目指すとしている。