沖縄タイムス+プラス ニュース

経営悪化した企業を守れ 支援の投資ファンド8月始動 琉球銀行などが100億円

2020年6月4日 08:23

 新型コロナウイルスで打撃を受ける沖縄県内の企業を守ろうと、琉球銀行と県内の複数企業が連携し、新たな投資会社「琉球キャピタル」を設立する。100億円規模のファンドを組成する計画。県内では経営が悪化した企業やその資産が県外・海外に流出する懸念が出ており、地元の企業を地元で支え、県経済を安定させる狙いがある。

琉球銀行(資料写真)

 8月ごろに県内主要15社程度を引受先にした第三者割当増資を実行し、ファンドの運用業務を本格的に始める予定。ファンドへの出資は、県内約40社が参画する見通し。

 県内ではコロナ拡大で入域観光客数が激減し、観光関連産業を中心に経済的な打撃を受けている。りゅうぎん総合研究所によると、4月の県内景況は百貨店売上高が前年同月比75・1%減、主要ホテル稼働率は70・1ポイント低下の7・5%となり、「景気は一段と後退している」と判断している。

 ホテル関係者などの間では、コロナ禍で経営が悪化した企業を県外・海外の資本が買収する動きが増えてくるとの見方もある。

 ファンドは「沖縄のリソース(資産)を守る」をテーマに、不動産のみならず、中小企業の資本強化や事業承継などの課題、ベンチャー企業の成長支援などにも柔軟に対応する考えだ。

 
前の記事へ 次の記事へ
沖縄関連、今話題です(外部サイト)
JavaScriptをOnにしてください
きょうのお天気
沖縄タイムスのイチオシ