「悪い奴(やつ)ほどよく眠る」は、黒沢明監督には珍しい社会派サスペンスだ。 土地開発公団と大手建設会社との巨額汚職事件がテーマ。その裏側で、末端の職員に責任をかぶせて自殺に追い込み、ぬくぬくと生き延びる上層部と、彼らの罪を暴こうとする男の闘いを描く。