胃心地いいね

存在感あるパティ シークヮーサーの香りが後追いしてくるハンバーグ 

2020年6月6日 06:00

[胃心地いいね] パーラーくがに 大宜味村津波

シークヮーサーバーガー(左)と「やんばるイチゴのスムージー」

「やんばるドライブのときに、ここでひと息入れてほしい」と呼び掛ける小橋川雄太さん=大宜味村津波・パーラーくがに

パーラーくがに

シークヮーサーバーガー(左)と「やんばるイチゴのスムージー」 「やんばるドライブのときに、ここでひと息入れてほしい」と呼び掛ける小橋川雄太さん=大宜味村津波・パーラーくがに パーラーくがに

 北部3村の入り口で、本格的なハンバーガーが出迎えてくれる。シークヮーサーバーガー(税込み500円)にかぶりつくと、重量150グラムの牛豚合いびき肉のパティの存在感があり、続けて爽やかな大宜味村産シークヮーサーの香りが追い掛けてくる。酸味が後を引き、二口、三口。玉ねぎとレタスはザクザク、シャキシャキという食感を、トマトはジューシーさを加え、彩りもきれいだ。

 今年2月に開業した「道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンター」内のパーラー。飲食物は屋根付き広場のテーブルで楽しんでも、ドライブのお供にしてもいい。

 1杯に村産イチゴを約10個使い、果実本来の甘さを生かした「やんばるイチゴのスムージー」(500円)も売れている。オープン3日間で計300個を売り上げ、行列もできたという。現在は数量限定で販売している。

 パーラーと施設内レストラン「やんばるシーサイド」の飲食担当の小橋川雄太さん(26)がメニューを開発した。時間をかけたのはシークヮーサーソースとパティのバランス。全世代に食べてもらえるように酸味や苦味を調整する一方、果実の風味を残した。

 小橋川さんは国頭村出身。「自然豊かで人が温かいのがやんばるのいいところ」と笑う。小学生の頃、よく卵焼きやホットケーキを作って親に振る舞った。人の喜ぶ顔が見たくて料理人を志し、ホテルやレストランで腕を磨いた。

 やんばるシーサイドでは「シークヮーサーそば」(750円)が人気。地域の農家から品質には問題ないが、形が悪くて売り物にならない野菜を買い取るなど、フードロス削減にも取り組む。小橋川さんは「地域の食材を掘り起こし、地産地消でやんばるに貢献したい」と意気込んだ。(北部報道部・又吉嘉例)

 【お店データ】大宜味村津波95番地。営業時間は平日は正午~午後4時、土日祝日は正午~午後5時。年中無休。駐車場100台以上。電話0980(44)2233。

  連載「胃心地いいね」の記事をまとめたグルメサイトの試験版がこのほど、開設された。サイト名は「Dikitoon.com(ディキトーン・ドット・コム )」。2003年の企画開始からの過去記事のうち約250件を掲載。地図検索もでき、現在地から近い飲食店も探せる。利用者の反応を見ながら、改善を続け、完成を目指す。アドレスは https://www.dikitoon.com/

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