「沖縄のジョーダン」「スリーポイントの神様」-。さまざまな異名を持つ「伝説のおじい」が沖縄県北谷町の安良波公園にいる。宮城善光さん(76)=宜野湾市=は、コートを訪れた人に次々とバスケットボールの「スリーポイントシュート」対決を挑み「500連勝はしている」と豪語する。「コロナの影響で練習休んだから本調子じゃないよ」と笑いつつ、連勝記録を伸ばしていた。(中部報道部・仲村時宇ラ)

スリーポイントシュートを放つ宮城善光さん=1日、北谷町・安良波公園

 対決は、リングから6メートル以上離れた位置からボールを交互に投げ、スリーポイントシュートを先に10本決めた方が勝ちというもの。1日もコートに遊びに来たグループに声を掛け対決が実現した。相手グループが2投するのに対し、宮城さんが1投の割合で投げるハンディ戦だが、宮城さんはシュートを次々と決めて勝利。対戦相手は目を見開き「正確さがすごい。機械みたい」「ほとんど魔球だ」と驚きの声を漏らした。

 宮城さんがバスケットボールを始めたのは、50歳のころ。仕事で体を壊し、運動を始めたのがきっかけだった。体力が衰え、最初はリングの真下からでもボールが届かなかったという宮城さん。シュートが入るようになると自信がつき、生来の負けず嫌いな性格から、1日12時間練習することもあったと話す。

 そんな「練習の虫」の宮城さんだが、新型コロナウイルスの影響でコートが4月中旬から使用禁止に。1カ月以上練習ができず「こんなに練習できなかったのは初めて。元に戻すには、休んだ分の3倍は時間がかかる」と、継続の重要性を再認識していた。

 宮城さんの今の夢は「バスケットボールの神様」マイケル・ジョーダンさんとのシュート対決だ。「スリーポイントならジョーダンにも勝てる。これは冗談じゃないよ」と笑い、ジョーダンさんからの挑戦を待っている。