那覇と本島中北部を結ぶ高速船を運航する第一マリンサービス(那覇市)が15日から、那覇港-北谷フィッシャリーナ間の航路を休止することが5日、分かった。新たに泊埠頭(ふとう)と本部町の渡久地港を結ぶ便を20日から運航する予定。那覇-北谷航路に関しても、今後小型船を導入して再開を目指す。

(資料写真)第一マリンサービスの高速船の安全を願ったシャンパンセレモニーをする関係者ら=2019年4月12日、北谷町

 高速船は2019年4月に、那覇市、北谷町、恩納村、本部町を結ぶ路線で運航を開始。渋滞緩和のため高速船を活用してもらおうと、那覇-北谷間で無料乗船できる実証実験などに取り組んだ。実証中は1便につき20人ほど利用があったが、終了後は1日20人程度と伸びなかった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月23日から運休し、6月1日に再開した。1日4往復8便。

 同社は休止に当たり、就航1年の感謝を込めて、14日まで那覇-北谷航路の利用料金の割引キャンペーンを実施している。通常、大人・片道900円のところ、期間中は500円に割り引く。6歳以上12歳未満の子ども料金は450円が250円になる。

 新型コロナウイルスの感染防止策として、毎便、利用客乗船前に消毒したり、マスクを着用して接客したりする。通常の定員は142人だが、44人に減らし運航する。