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「ワイドショー形式」で休業でもスキルアップ オンライン講座や外国語講習 沖縄の観光施設・玉泉洞社員ら

2020年6月8日 07:00

 沖縄県南城市内で観光施設「おきなわワールド文化王国・玉泉洞」などを運営する南都(大城宗直社長)の職員有志が、オンラインを活用したワークショップや外国語講座に取り組んでいる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月9日以降、各施設を臨時休業しているが、休業中も仕事への意欲や接客力の向上を図るため、職員が努力を続けている。(南部報道部・松田興平)

パソコン画面を通してオンライン上のワークショップに参加した南都の社員ら(同社提供)

 5月中旬、自宅待機中の職員らがビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使った社内研修を企画。「ワイドショー形式」として進行役、コメンテーター役を配置し、パートから正社員20~30人が双方向で意見を言い合うワークショップを実施した。

 意見交換を通じて、通常業務の中では強く意識していなかった社是、社訓などの文言について、創業時の背景などにまで掘り下げながら考察を深めた。加えて、ひとりひとりが新たな「社訓」のアイデアを出すなど、遊び心も交えながら進行。1回目が好評だったことから継続を望む声が高まり、5月中に計3回のワークショップが開かれた。

 参加したスタッフからは「肩書を問わず、自由に意見が言えた」「久々に同僚の声を聞き、顔を見ることができた」「ITスキルが上がった」などの感想が寄せられたという。

 また英語と中国語のオンライン講座もそれぞれ2回ずつ開いて10~20人が受講。海外出身の社員や外部講師が指導し、海外からの来場者に対する接客力の向上の取り組みも進めている。

 同社の大城宗久総務課長は「今後、一人一人がこれまでと違ったこころもちで接客できると思う。私たちの役目は沖縄の自然、歴史、文化の価値を伝えること。営業再開の際は、県民の方々にぜひ足を運んでほしい」と呼び掛けている。

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