沖縄総合事務局は9日、「わったーバス大実験2019」の結果を発表した。那覇市方面に車で通勤する132団体の約2500人が、バスやモノレール、自転車に乗り換えたり、時差出勤したりするなど協力したところ、国道58号の宜野湾市伊佐から那覇市久茂地までの区間で所要時間が実験前の46分から43分に短縮するなど、渋滞緩和の効果があることが分かった。

(資料写真)基幹急行バスのロゴサイン

 昨年10月21日~11月8日の19日間実施。国道58号と国道330号の西原入口~那覇市古波蔵の区間で渋滞状況の変化を調べた。

 平均時速は、伊佐から久茂地の区間で時速19・1キロが時速19・8キロに約4%向上、西原から古波蔵の区間で時速16・0キロが時速17・4キロに向上した。

 区間内で時速10キロ未満の渋滞になる長さを合計した「渋滞長」は、午前7時台で伊佐から久茂地までは832メートルが217メートルと約74%減少、西原から古波蔵までは666メートルが541メートルと約19%減少した。

 実験期間中に車からバスやモノレールに乗り換えた人で通勤時間が普段と比べ「短くなった」「変化なし」と答えたのは75%で、18年実験より47ポイント増加。

 実験終了後も取り組みを継続する人の割合は67%で前回より26ポイント増加。継続の理由は複数回答で、「勤務後に酒が飲める」が48%と最多で、「通勤時間を計算できる」「駐車場の心配がない」30%、「健康に良い」「社会貢献」23%だった。