[命ぐすい耳ぐすい 県医師会編](1232)

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 現代はストレス社会と言われ、誰もが何らかのストレスにさらされ、さまざまな精神疾患に悩まされている人たちが少なくありません。中でもうつ病はよくマスコミにも取り上げられており、気分の落ち込みや悲しい気持ち、やる気が起きない、好きなことにも興味がわかないなどの症状を中心とした気分の病です。

 それ以外にも睡眠障害、頭痛、腹痛などの各種の痛みや、食欲低下、体重減少、倦怠感(けんたいかん)や動悸(どうき)、過呼吸などの身体症状が生じてくる疾患です。

 ではうつ病にかからないためにどうしたらよいのでしょうか? それはまずうつ病という病気を知ることです。誰にでも起こりうることであり、知ることで自分の心の状態に注意することができます。

 最近はネット等で主要医療機関からの情報が発信されているのですぐに検索が可能です。症状以外にもその要因や病気の経過など知っておくと早めに対処が可能となります。

 そして大切なことは普段から十分に心身の休養を取ることです。多忙な日々が続き仕事の負担が大きければ軽減を図る、休みを取る、家庭内での家事を減らす等となります。

 難しいのは心理的ストレスです。それは個々人によってさまざまであるため決まった解決方法はありません。自身のストレスとは何なのか、どう回避したらよいか、あるいはどのように周囲の人の援助を受けたらよいのかを考える必要があります。