沖縄地方は12日にも梅雨明けか―。沖縄気象台が梅雨明け発表の検討を始めている。沖縄地方は13日から「晴れ時々曇り」の予報が6日間続く。公式には「事前に梅雨明け予報は出さない」とする気象台だが、担当者は「12日も検討して発表するとすれば午前11時ごろ」と明言するなど、梅雨明けは確実の“空模様”だ。

梅雨明け間近?強い日差しを受け咲き誇るオオバナアリアケカズラ=11日午後、那覇市久茂地

空模様(資料写真)

梅雨明け間近?強い日差しを受け咲き誇るオオバナアリアケカズラ=11日午後、那覇市久茂地 空模様(資料写真)

 今年の梅雨入りは5月11日で平年に比べて2日遅かった。12日に梅雨明けすれば、平年の23日より11日早い。1951年の統計開始から最も遅かった昨年の7月10日に比べると28日早くなる。

 気象台によると、梅雨明けは、梅雨前線と夏の高気圧「太平洋高気圧」の配置や向こう1週間の天候を見て判断する。平年に比べて梅雨明けが早くなりそうな理由について、担当者は「週間天気で見ると太平洋高気圧が強く、梅雨前線が沖縄地方よりも北に押し上げられているから」と解説する。

 気象予報士の田地香織さんも「太平洋高気圧の張り出しが強く、早い梅雨明けになりそう」と見る。梅雨明け後は「7月上旬までは晴れが多いと予想されている。気温が高くなり暑い夏になる」と予想する。

 夏を迎えるにあたり、新型コロナウイルスの影響で室内で過ごす時間が長くなっているとして、田地さんは「汗をかきにくい体になりがち。室内での熱中症に注意してほしい」と話した。

 気象台によると、12日から向こう1週間は、沖縄地方は高気圧に覆われておおむね晴れ。最高気温は32~33度になるなど高温が予想される。