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オペラ歌手「マスク呼吸しにくい、フェイスシールドは声が反響」 コンサート再開へ実験

2020年6月12日 05:30

 新型コロナウイルスの影響が文化芸術活動に及ぶ中、クラシックの演奏活動再開を目指す音楽団体の有志らがソーシャルディスタンスなどの実証実験を始めた。10日は浦添市のアイム・ユニバースてだこホールで合唱の実験があった。ロビーでの受け付けやオーケストラの演奏なども検証し、医療関係者や研究者と協議していく予定だ。

フェースシールドを着用して合唱の実証実験を行う声楽家ら=10日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール

 合唱では歌唱時の飛沫(ひまつ)感染などが問題となることから、十分な間隔をとることやマスク着用など、全国公立文化施設協会の指針や海外の研究に準拠して実験。声楽家ら16人が3列に並び、マスクやフェースシールドの有無、歌い手の距離などを基準に計6パターンを検証した。

 オペラ歌手の喜納響さんは「マスクは呼吸がしにくく、フェースシールドは自分の声が反響し歌いにくい」と感想を話した。客席で聞いた沖縄オペラアカデミーの黒島舞季子代表理事は「マスクがあるのとないのでは響きが明らかに違う」と講評し、「一日も早く安全な状態でよい演奏をしたい」と希望した。

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