タイムス×クロス 木村草太の憲法の新手

木村草太の憲法の新手(38)お言葉の責任 天皇の政治的利用を危惧

2016年8月21日 11:06
木村 草太
木村 草太(きむら そうた)
憲法学者/首都大学東京教授  

 1980年横浜市生まれ。2003年東京大学法学部卒業し、同年から同大学法学政治学研究科助手。2006年首都大学東京准教授、16年から教授。法科大学院の講義をまとめた「憲法の急所」(羽鳥書店)は「東京大学生協で最も売れている本」「全法科大学院生必読書」と話題となった。主な著書に「憲法の創造力」(NHK出版新書)「テレビが伝えない憲法の話」(PHP新書)「未完の憲法」(奥平康弘氏と共著、潮出版社)など。
ブログは「木村草太の力戦憲法」http://blog.goo.ne.jp/kimkimlr
ツイッターは@SotaKimura

 8月8日、天皇陛下はビデオメッセージを通じて、天皇が「高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか」について、「個人として」「これまでに考えて来たこと」を発表した。「現行の皇室制度に具体的に触れることは控え」られていたものの、天皇の生前退位を制度化する必要を示唆するものだった。

「木村草太の憲法の新手」が本に

本紙好評連載が待望の単行本化。2015年2月から始まった連載の46回目までを加筆修正して収録。辺野古、安保法制、表現の自由、夫婦別姓など、沖縄/日本の状況を憲法の理論から読み解きます。

■木村草太 著
■四六判/190ページ
■価格 1,200円+税

木村草太の憲法の新手
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