米海兵隊が、海洋進出を活発化させる中国をにらみ、組織再編の一環として小規模で即応力のある「海兵沿岸連隊(MLR)」の創設を計画している。海兵隊当局者によると、最初は米ハワイに設置し、グアムと日本にも順次配備を検討するという。沖縄に司令部がある第3海兵遠征軍の傘下に置かれる見通しで、沖縄の基地負担への影響が注目される。

 訓練する米海兵隊員=2月、沖縄県金武町の米軍ブルービーチ訓練場

 海兵隊が3月に公表した「戦力デザイン2030」によると、インド太平洋地域に任務の重点を置き、MLRを創設して海上や離島での戦闘に備える体制を整える。2030年までに隊員数を約1万2千人削減するのに伴い、輸送機の部隊も減らす。(共同通信)