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「達成感が半端ない。みんな最初から完璧だったら、こんないい思い出にはならなかった。本当に最高のメンバーです」 高校総体史に名を刻んだ山城り子(なぎなた)のコトバ

2020年6月16日 15:45
 

 沖縄の高校総体史に名を刻んだ。2019年、地元で開かれた全国高校総体「南部九州総体」なぎなたの団体で首里の山城り子主将は、地元開催枠から決勝まで勝ち上がった知念との県勢対決の大将戦で1本勝ち。2連覇に導いた。

2連覇を果たし、肩を抱きあって喜びを分かち合う山城り子(右から2人目)ら首里の選手たち(下地広也撮影)=2019年8月

 中学時代から競技経験のある3人とともに入学した時から、南部九州総体での活躍を期待された世代だった。前年は先輩に引っ張ってもらい全国制覇。その後に主将を引き継いだが、なかなかチームがまとまらない。全国選抜や激戦の県大会、九州総体で優勝しても、「余裕で勝てた大会は何一つなかった」。山城のワンマンチームになりかけた時期もあった。


 それでも、主将として一人一人を呼び出して改善点を話し合うなど、仲間たちと正面から向き合った。迎えた全国総体では、まず個人試合で優勝。団体ではチームメートが奮起した。準決勝まで、ほとんど勝利が決まった状況で出番が回ってきた。「みんな本当に頑張ってつないでくれた」と感謝。知念との大将戦で優勝を決め、結果で恩返しした。

なぎなた団体の県勢同士の決勝で首里の山城り子(左)がスネを決める=8月12日、沖縄県立武道館


 2冠のエースは「達成感が半端ない。みんな最初から完璧だったら、こんないい思い出にはならなかった。本当に最高のメンバーです」。切磋琢磨(せっさたくま)してきた3年生4人で泣いて抱き合った。

(記事・當山学)

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