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新型コロナで献血ピンチ 沖縄の建設会社「貢献続ける」 協力者のべ1万2000人突破

2020年6月17日 09:30

 沖縄県嘉手納町水釜の大興建設が1989年から受け入れている県赤十字血液センターの移動献血が12日、町海浜公園駐車場であり、今回で51回目を記録した。これまで同社や関連企業、地域住民が多く参加し50回目の節目となった昨年には200ミリリットルと400ミリリットルの献血協力者の総数が計1万2千人を突破。毎回200人以上が参加しており、同社は「社会貢献としてこれからも続けていきたい」としている。

大興建設が受け入れている県赤十字血液センターの移動献血の協力者。献血バス内では感染予防のため、献血車と看護師の間にビニールカーテンを設けていた=12日、嘉手納町海浜公園駐車場

 今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため献血を自粛する企業・団体が増えており、6月11日時点で400ミリリットル献血の累計達成率は85・4%で、1247人分が不足していた。同センターの眞喜志淳さんは「常に達成率は100~120%は保ちたいが、コロナの影響で2月から厳しい状況が続いている」と明かす。現状は街頭での献血呼び掛けをしているが「安定的な確保は厳しい。献血は止めるわけにはいかない。企業の協力は本当にありがたい」と話した。

 大興建設は例年4月に予定していた献血が延期となっていたが、同社の伊禮勝英さんは「コロナの影響で献血が足りていないとの話を聞き、少し落ち着いてきた今に開催を決めた。今後も社会貢献を続けていきたい」と語った。

 同社は献血の際に参加者に特製の沖縄そばを振る舞っており、この日も多くの人が堪能していた。

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