沖縄県うるま市出身で東京在住のアートディレクター志喜屋徹(あきら)さんの作品展「BASE-ココカラ、マタ、ハジメル。-」が13日から沖縄市久保田のプラザハウスショッピンセンターフェアモール3階で始まった。展示作品は20点。全て米軍の廃棄された軍事物資を使って創作している。21日まで。入場無料。

作品を見入る来場者ら=13日、沖縄市

志喜屋徹さん(提供)

作品を見入る来場者ら=13日、沖縄市 志喜屋徹さん(提供)

 志喜屋さんは県立芸大美術工芸学部デザイン専攻の卒業。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程を満期退学し、現在は東京の大手広告会社でアートディレクターとして活躍している。

 沖縄の歴史は戦争なくしては語れない。戦後は物資が乏しく、廃虚と貧困の中、住民は廃棄された軍事物資や炭酸飲料水のビンを活用し日用品を作ってきた。ネガティブからポジティブに変えた沖縄の人の力強いアイデンティティーを伝えたいとの思いから軍事物資を使ったという。

 展示作品は、使用済み薬きょうの先端に色とりどり大小のクレヨンと色絵筆を挿した「アスヲエガク」など。

 同展の問い合わせはライカムアンソロポロジー、電話098(933)1142。(翁長良勝通信員)