沖縄県の東部消防組合消防本部によると18日午後6時半ごろ、南風原町津嘉山の自宅に帰宅した息子から「(父親が)心肺停止で倒れている」と119番通報があった。男性(76)がベッドの上であおむけの状態で倒れており、本島南部の病院に救急搬送されたが死亡が確認された。同日午後8時ごろ、同居する70代の妻も自宅内の浴槽の水に身を沈め意識不明の状態で見つかった。県警は妻が夫と無理心中を図ろうとしたとみて詳しく調べている。

(資料写真)救急車

 与那原署は19日、夫の死因について頸部(けいぶ)圧迫による窒息と発表した。妻は同午後7時現在、集中治療室(ICU)に入院しているが意識不明の状態が続いている。

 捜査関係者によると、死亡した夫の首には内出血の痕があり、何らかの柔らかいもので首を圧迫された可能性がある。家族からの聞き取りでは夫は要介護者で、車いすで生活していたという。

 県警は18日午後7時すぎに、夫の搬送先の病院からの通報で事案を把握。19日に司法解剖し死因が判明した。妻の容体をみながら殺人容疑で立件する方針。