沖縄県石垣市新栄町の土木設計会社社長、池城安廣さん(70)が飼育するヤギに5月10日、三つ子が生まれた。母ヤギは10歳近くで、同じ父ヤギからの三つ子は2018年2月以来4度目。だが、17年に1度は父違いの三つ子が生まれている。今回5度目の三つ子誕生で、ギネスへの挑戦を目指している。

5度目の三つ子を出産した母ヤギ(左)と子ヤギ=7日、石垣島山中の飼育地(池城安廣さん提供)

 飼育は市内の山中で放牧している。池城さんは「母ヤギの正常乳首は2本。もう1本小さな副乳首が見られるものの、おととしまでの出産では特定の子ヤギが授乳合戦に負け、哺乳びんで粉乳を飲ませた。その後は母ヤギの授乳力も向上してか、3匹とも順調に育っている」と話す。

 このところ親ヤギの警戒心が強まり、補助飼料も与えづらいためか、今回は3匹とも痩せ気味なのが気がかりと話す。一方、親ヤギは大柄であと何年か出産を続けそうだという。「連続多産は各方面から注目をいただいており、ギネス・ブックに申請してみたい」と話した。

 県八重山家畜保健衛生所によるとヤギは年2回、1~2頭ずつの出産が一般的。市畜産課は、これだけの多産続きは聞いたことが無く、「世界的にも珍しいかも」と話している。(太田茂通信員)