沖縄県北中城村島袋の喜屋武文雄さん(75)宅の庭で、鉢植えされた夏野菜ゴーヤーとシブイ(冬瓜)が共にたくさんの実を付け、周囲の注目を集めている。通行人や地域住民の間で「ゴーヤーとシブイのコラボ」「競い合っているようで面白い」と話題だ。

たくさんの実を付けたゴーヤーとシブイ=11日、北中城村島袋

喜屋武文雄さん

たくさんの実を付けたゴーヤーとシブイ=11日、北中城村島袋 喜屋武文雄さん

 ゴーヤーは形がハート形で手のひらサイズの「ハートゴーヤー」、シブイは果形が楕円(だえん)形でミニタイプの「こっこ」という品種。シブイは小さいが実が引き締まり、重さが1~1・5キロになる。

 ゴーヤーもシブイも鉢植えされており、鉢の数は計30~40個。4月初旬、苗が芽を出したころに添え木し、高さ約180センチのネットに伸びたつるを誘引した。土は市販の培養土で特別な施肥はせず、朝夕2回のこまめな水やりを怠らない。成長過程をスマートフォンに記録するなど次期の栽培の参考にしている。

 今年2~3月にはミニトマトも栽培し約3千個を実らせて「ブドウのようだ」と地域で話題になった。ほかの菜園でも地植えした「成武士」という品種のゴーヤーがたくさん実り豊作だ。

 老人福祉施設に長年勤めた喜屋武さん。人柄と信頼の厚さで交友関係が幅広い。時期になると本土の知人、友人らから「ゴーヤーは実りましたか」との問い合わせが多いという。ゴーヤー、シブイなどを毎年段ボールいっぱいに送り喜ばれている。地域の友人、知人らにもたくさんプレゼントしている。

 喜屋武さんは「ヘチマを本土に送った際はゴーヤーの方がいいと言われた」と苦笑い。「商売ではなく友人、知人の喜ぶ顔が何よりうれしい」と目を細めている。(翁長良勝通信員)