【糸満】糸満市摩文仁の平和祈念公園「平和の広場」では22日夜、戦没者の出身国・地域を5柱のトートーメー(位牌)に見立てた「平和の光の柱」が空に照射された。青く光るサーチライトが夜空で交わり、戦後75年の節目となる「慰霊の日」を控えた摩文仁は厳かな雰囲気に包まれた。

平和を願い空へ照射されたサーチライトと平和の礎=22日午後9時22分、糸満市・県平和祈念公園(金城健太撮影)

 県平和祈念資料館前の多目的テラス広場では、元女子学徒隊員の故宮城巳知子さんの証言を基に沖縄戦の実相を描いた映画「ずいせん学徒の沖縄戦」が初上映された。

 南城市から訪れた保育士の比嘉夏希さん(26)は慰霊の日を機に沖縄戦について学ぼうと訪れた。「身近な人がいつ亡くなるか分からないのが戦争。二度と起こさないために知ることから始めたい」と語った。

 「平和の光の柱」と映画上映は23日も午後8時から平和祈念公園で実施される。映画は45分間。無料。

(写図説明)平和を願い空へ照射されたサーチライトと平和の礎=22日午後9時22分、糸満市・県平和祈念公園(金城健太撮影)