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第3次嘉手納爆音訴訟、きょう午前に結審 地裁沖縄支部

2016年8月25日 05:02

 嘉手納町や沖縄市など米軍嘉手納基地周辺の住民約2万2千人が、国に深夜・早朝の米軍機飛行差し止めと損害賠償などを求めた「第3次嘉手納爆音訴訟」が25日、那覇地裁沖縄支部(藤倉徹也裁判長)で結審する。

嘉手納基地へ着陸する米軍機=8月18日午後、沖縄県北谷町砂辺

 住民側は、①午後7時~午前7時まで全ての米軍機の離着陸を禁止し、エンジン調整音などの騒音を40デシベル以下に制限②午前7時~午後7時まで騒音を65デシベル以下に制限③過去・将来分の損害賠償―を求めている。国側は請求を退けるよう求め、全面的に争っている。

 提訴は2011年4月。航空機騒音による睡眠妨害を通じた心疾患や高血圧が発症しているなどとして、住民側が立証を重ねた「騒音と健康影響の因果関係」が最大の争点となっている。

 口頭弁論では、新川秀清原告団長が意見陳述するほか、住民側弁護団と国側は双方とも、最終準備書面の要旨を述べて審理を終える見込み。新川原告団長は「県民が受けている不条理に対して、差し止めを判断するのが司法の役目。判決でしっかり答えを出してほしい」と期待した。

 第1次・第2次訴訟はいずれも、騒音の違法性や過去分の損害賠償を認めたが、差し止め請求は退けている。

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