気を付けて歩きなさい。戦争の時はもっとひどい道だったはずよ-。那覇市に住む嘉数武さん(73)は戦時中に母が歩んだ道のりをたどり、子どもと孫の3世代15人で礎を訪れた。名前が刻まれているのは、写真でしか顔を知らない兄の譽(ほまれ)さん。「生きていれば83歳だったね」と静かに手を合わせた。