沖縄県の国頭村安田の県道2号で23日午前7時半ごろ、車にひかれたとみられる国の天然記念物ヤンバルクイナの死骸が見つかった。写真家の今泉真也さん(48)が発見した。動きが活発になる繁殖期の4~6月は最も事故が多い時季で、環境省がドライバーに注意を呼び掛けている。

車にひかれて死んだとみられるヤンバルクイナ=23日午前7時45分ごろ、国頭村安田の県道2号(今泉真也さん提供)

 今泉さんが道路に横たわる個体を見つけて確認したところ、既に死んでいたという。「事故に遭ったヤンバルクイナを見たのは今年2回目。繁殖期は終わりかけだが、速度を落として運転してほしい」と話した。

 環境省やんばる自然保護官事務所によると、今年のヤンバルクイナの交通事故は23日までに9件が確認され、うち5件が4月以降に起きた。ほとんどが国頭村を東西に横断する県道2号と村東側を縦断する県道70号で発生している。