[戦後75年の証言 語りつくせぬ記憶](3) 12歳だった。かばんにはかつお節2本と砂糖3斤。育ての親、親戚が次々と目の前で死んでいった。1945年6月、鉄の暴風吹きすさぶ沖縄戦下、玉城清輝さん(86)=那覇市=はひとりぼっちになった。「戦争は体験した人にしか分からない」と思う。