[戦後75年の証言 語りつくせぬ記憶](4) 激しい爆発音の後、隣で母に抱かれていた弟の背中が血だらけになった。「やられた」。悲しむ間もなく横を見ると、変わり果てた母の姿があった。弟は無事だが、母が即死。迫撃砲弾の破片が頭を貫いていた。 1945年6月13日のこと。