送迎サービスのハンドルキーパー(那覇市、斉藤智彦CEO)は25日までに、運転代行ならぬ「運転請負」のサービスを県内で始めた。通常の運転代行は2人1組で行動するが、車に積める折り畳みのバイクに乗って1人で現場に向かうため、随伴車が不要。コストが抑えられ、従来の代行より乗務員の待遇を上げられるメリットがあるという。

運転請負のサービスをPRするハンドルキーパーの斉藤智彦CEO(中央)=25日、沖縄タイムス社

 運転代行業ではないため、第二種免許も不要。第二種免許の保有者が年々減少する中、人材確保の障壁が低い強みもある。また、無料通信アプリLINE(ライン)を使って手配できるシステムも構築しており、利便性の高さを売りに利用拡大を図る。

 ただ、折り畳みバイクでは大雨の日などに対応できない場合も想定される。こうした時は、同業他社に配車を依頼できるよう、業界内での協力関係も構築する予定だ。

 通常、運転代行の依頼があるのは飲酒した客だが、同社は通勤や日中の移動、長距離移動など幅広いニーズに対応する考え。

 県内で実績を上げ、全国展開も見据える。斉藤CEOは「利用者もドライバーも満足できるビジネスにしたい」と語った。