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コロナで解雇「何をすればいいのか。生活できない」 増える求職者 求人倍率は1倍切る 沖縄6月

2020年7月1日 08:00

 ハローワーク那覇の6月の求職登録者数は25日時点で2723人となり、前年同月と比べて146人増加した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で県内の有効求人倍率は2カ月連続で1倍を割り、完全失業率も悪化が続く。求職者からは「コロナで経営が悪化し、解雇された」「求人が減って仕事が見つからない」などの悲鳴が上がっている。(政経部・玉城日向子)

求職者の相談を受けるハローワーク那覇の職員=30日、那覇市おもろまち

 イベント業に従事していた男性は「新型コロナの影響で4月中旬からイベントの申し込みがゼロになった。先行きが見通せなかったので4月末で退職し、新しい仕事を探している」と明かす。「まともに暮らせる収入のある仕事に就きたいが、パートやアルバイトでしか募集がない」と肩を落とした。

 ドラッグストアで登録販売士として働いていた50代女性は「コロナの影響で求人が少なく、仕事が見つからない。登録販売士の資格を生かして再就職したいが、観光客が減ったためか、ドラッグストアでの新規求人がない」とこぼす。女性は脚に障がいがあり、「障がい者枠を設けている企業の求人はさらに限られてくる」と嘆いた。

 飲食業に従事していた40代男性は「新型コロナで売り上げが落ちたのが打撃となり、5月末で全従業員が解雇、雇い止めになった。店舗も全て閉店した」と話す。今後について「安定した仕事が見つかるか不安がある。何をすればいいのか分からない。給付金も助かるけど、1回きり。生活できない」とうつむいた。

 6月の1日平均の求職登録者数は143人(19稼働日)で前年同月比(22稼働日)で26人増えている。就職についての相談件数は25日時点で8267件、1日平均は435人で前年同月と比べて32人増だった。

 
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