京都市東山区の八坂神社で1日、祇園祭の幕開けを告げる「お千度の儀」が行われた。今年の祇園祭は、新型コロナウイルスの影響で、最大の見せ場となる山鉾巡行を中止するなど規模を縮小する。

 規模が縮小された祇園祭の幕開けを告げる「お千度の儀」で参拝する代表=1日午前、京都市東山区

 前祭の巡行で先頭の長刀鉾に乗る稚児と補佐役の禿を選ばなかったため、鉾の保存会の代表3人のみが参列。ゆっくりと本殿を3周し疫病退散などを祈願した。井上俊郎代表理事(63)は「さみしいお参りになったが、気持ちは例年と変えずに祈った」と話した。

 八坂神社は、例年17、24日に行う神輿渡御を取りやめ、代わりにサカキを馬の背に立てて練り歩く「御神霊渡御祭」を実施する。(共同通信)