沖縄県名護市の川上、真喜屋、振慶名、古我知、田井等地域などの田んぼ(羽地ターブックヮ)で6月29日、「ひとめぼれ」の一期作の刈り取りが始まった。

3段棚田で一期作の「ひとめぼれ」を刈り取る宮里武一さん=6月29日、名護市羽地の川上集落

 川上区内に田んぼがある宮里武一さん(68)と三恵子さん(69)夫妻は、区内の入り口付近にある3段棚田で農機を操作し稲を刈り取った。収穫後、三恵子さんはライスセンターへ「一番刈り」のもみを運び込んだ。武一さんは「棚田は約500坪、川上ターブックヮには3700坪の田んぼがある。今年は実入りがよく豊作」と笑顔で話した。

 また、1970年代まで三期作の地だったという真喜屋区の通称「メーダー(前田)」では、宮平達洋さん(66)が収穫に汗を流した。宮平さんは「メーダーは75年からはサトウキビ畑になっていたが、4年前に3500坪の田んぼにした」と話した。

 JAおきなわ北部地区営農振興センターによると、稲刈りは7月上旬まで行われ、約80トンの収穫を見込む。17~19日に新米まつりで特価販売を予定している。問い合わせは同センター、電話0980(54)0015。

(玉城学通信員)