沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の下地芳郎会長らは1日、県庁に富川盛武副知事を訪ね、台湾との観光交流再開に向けた取り組みを要請した。新型コロナウイルスの影響で国家間の渡航制限が続く中、航空機で渡航した外国客の防疫体制の強化や、台湾からの入国規制の早期緩和を求めた。

台湾との観光交流再開に向けた要請書を渡す沖縄観光コンベンションビューローの下地芳郎会長(右)=1日、県庁

 OCVBによると、台湾から沖縄への2019年度の入域者数は約85万8200人。外国客の国・地域別で最も多く、3割以上を占める。リピーターの多さも特徴だ。OCVBと台湾観光協会は連携協定を締結しており、NAHAマラソンなど県内イベントへの参加者も多い。

 下地会長は「台湾とは兄弟島で、長年にわたり経済的、文化的な交流をしている。宮古や八重山から期待の声もあり、県としても取り組みを強化してほしい」と話した。

 富川副知事は「台湾から、という思いは県も同調するところ。水際対策の拡充を含めて取り組みたい」と応えた。