沖縄県の豊見城署(與儀淳署長)は1日、那覇市具志のゲーム喫茶店で従業員2人が客に切りつけられ死傷した強盗殺人事件で重傷を負った男性の救護に当たった、ファミリーマート小禄バイパス店勤務の新垣徳司さん(38)、宇地原ヒデさん(69)、安部淳子さん(57)の3人に感謝状を贈った。

與儀淳署長(左端)から感謝状を受け取った(右から)安部淳子さん、宇地原ヒデさん、新垣徳司さん=1日、豊見城署

 3人は5月に発生した事件当時、首から血を流しコンビニに駆け込んだ被害男性の傷口をタオルなどで押さえて止血し、119番通報した。救急隊が到着するまでの10分弱の対応に、店長の新垣さんは「被害男性は興奮状態で、止血に当たった従業員2人も慌てていた。自分は焦っちゃいけないと思い、落ち着いて動けた」と振り返った。

 その後、救急搬送された被害男性は徐々に回復し、警察の調べに細かく状況を説明。事件の解明につながった。與儀署長は「被害者の生死は事件解明に大きく影響する。救護のおかげでそれができた」と感謝を述べた。