「石臼を担ぎ、はだしだった。棒で殴られた痛みを感じた。1週間は熱でうなされたよ」。1944年10月、現名護市汀間区にも戦の足音が近づいていた。区民は我先に汀間田川上流のその奥にある山のアガリマタグヮ(東又小)へ逃げた。玉城芳喜さん(85)は当時9歳。